ヘルペスは、マクロライド系抗ウイルス薬のバイオアベイラビリティが高い事もあり、1日2回~3回の服用を5日間~10日間の継続する事で症状が鎮静化しますが、風邪や頭痛などの様に症状の鎮静化が完治とは大きく異なります。
ヘルペスウイルスは、症状が鎮静化しても三叉神経節や腰随神経節、脊髄神経節などの神経節に潜伏感染しているので、免疫力が低下すると再発を繰り返し辛い症状を発症する事も多くあるので、直ぐに治療できる様に抗ウイルス薬を常備しておくと便利です。

マクロライド系抗ウイルス薬は、DNA鎖の情報に基づきDNA鎖を生合成する酵素DNAポリメラーゼの働きを阻害するDNAポリメラーゼ阻害効果と核酸ヌクレオシド3リン酸とアシクロビル3リン酸が置換するDNA合成阻害効果により増殖を抑制する事で症状を鎮静化していますが、環状のDNA構造で神経節細胞内に休眠状態で潜伏感染しているヘルペスウイルスまで完全に死滅させる事が出来ない為、過剰なストレスや過度の疲労、疾患などにより免疫力が低下すると再発を繰り返すので直ぐに治療出来る様に抗ウイルス薬を常備しておくべきです。

性器ヘルペス感染症は、1年に6回以上再発を繰り返す感染患者も少なくないので、違和感があればすぐに治療できるようにしておくと症状が非常に軽い発症初期に症状を完全に鎮静化する事が出来便利です。
マクロライド系抗ウイルス薬は、神経節の奥深くに潜伏感染するヘルペスウイルスに対してもDNAポリメラーゼ阻害効果を示す事から2カ月~最大1年の再発抑制治療にも用いられているので、自宅に常備するだけで無く過剰なストレスや過度の疲労、体力の低下を感じた時の再発予防として常備しておく人も増えています。

ヘルペス治療には、マクロライド系抗ウイルス薬バラシクロビル塩酸塩が最も多く処方されています。
バラシクロビル塩酸塩は、2013年12月に医薬成分に関する特許期限が切れた事で国内外の製薬メーカーから安価なジェネリック医薬品が数多く製造販売され、厚生労働省が用法用量の1カ月分の制限をつけながらも個人輸入を許可した事から購入しやすくなっているので、自宅に常備しやすくなっています。
抗ウイルス薬は、口内炎や熱の花を引き起こす口唇ヘルペスや性器ヘルペスだけで無く、水痘・帯状疱疹ウイルスにより引き起こされる子供の水疱瘡や単純疱疹にも効果が高いので自宅に常備して置くと便利です。

再発したと分かったら直ぐに治療できるようにしておく

ヘルペスは、主に口唇や性器の周辺に感電した様なビリビリとした強い痛みを伴う水疱や膿疱、潰瘍が発症するので、直ぐに治療出来る様にして置くと辛い思いをする期間が短く出来ます。
ヘルペスの治療は、基本的に性病科のある医療機関での受診が最適とされ、感染患部が性器の場合は泌尿器科や産婦人科、喉の場合は耳鼻咽頭科、皮膚の場合は皮膚科でも受診が可能です。
医療機関での治療は、問診や視診に加え、血液検査や尿検査、分泌物の検査、陰部擦過、咽頭検査などの受診結果に基づいて正確な診断及び処方が行われるので安心ですが、費用とかなりの時間を要するので抗ウイルス薬を自宅に常備薬として置くと便利です。

ヘルペス治療は、マクロライド系抗ウイルス薬の速効性より2日間~3日間で症状が改善してしまう為、感染患者が症状の消失をヘルペスの完治と自己判断してしまい抗ウイルス薬の服用を中断してしまう事が多くあります。
治療の中断は、体内のヘルペスウイルスにDNAポリメラーゼの突然変異やウイルス内の酵素チミジンキナーゼの欠損などのマクロライド系抗ウイルス薬に耐性を持たせる事に繋がるので、性器ヘルペスなら5日間以上、帯状疱疹なら1週間以上服用を継続する事でしっかり体内のヘルペスウイルスの減少させる必要があります。